プリントパンツ 7.5%【拡大】
[レディス]東京・トレンドチェック 期間:2017年7月5・7・8日(第27週) 気温:30・30度 曇り・晴れ 14:30~15:30 母集団N: 53人 標本数(n):4人 SNS:投稿2,037件
周知の通り今シーズンはプリント素材のワンピースやボトム(ロングスカート、ワイドパンツ)がトレンドで、 レトロなフラワー系プリント中心に、様々なモチーフが広がっています。 プリントパンツは来シーズンも続くと思いますので、継続する柄域と減退する柄域とに仕分けるための目安を、 あらかじめつけておくと効率的だと考えます。
今回とくに注目する柄は、 1.「タイダイ風」 2.「ドット、ストライプ」 の2タイプ。
1.はエスニックテーマから来るもの。 2.は先行するストライプ柄、ライン使いからの展開であると捉えます。
タイダイに関しては70sテーマに合致したもので、 コレクション分析の目線で見ると来季は減退ワードである可能性がありますが、 ユーザー目線で見直してみると、そうでも無いようにも思います。 この結論は8-9月に出そうと思います。
そして「ドット、ストライプ」に関して、 とりわけストライプは18SSに大きく拡大すると思っています。 アシメトリー、切り替え、柄x柄などのトレンドエッセンスから逆算すると、 「ドットXストライプ」は有望な組み合わせであるように思います。
ここから番外編 ↓
最近の女子パンツはビッグ、スーパーワイドなシルエットが主流を占めている。 でも今のトレンドシルエットにはマイナス面があって、 それは「大きなお尻がさらに大きく見えてしまう」ことだと思うのです。
これに「短い足がさらに短く見える」がプラスされてしまうともう悲惨で・・・
あと、ウエストがゴムでギャザー仕立てになったイージー&リラックスのシルエット。 このボディにプリントが乗ると、「モンペっぽく見える」という危険が生まれます。
そう、もうお気づきのとおり、
「大きなお尻がさらに大きく見え」、「短い足がさらに短く」、「モンペっぽく見える」の3重苦。
こうなってくると
”服装で体系を補完する”という考えも良いですが、美尻エクササイズに通うなどして まずは自らの力で体型を整え、その上で服装で補完する・・・この思考回路を持つこともまんざら捨てたもんじゃないと思うのです。